Friday, November 30, 2012

いよいよ一肌脱ぐ?それとも一皮剥ける? 

プーケット最終日はピピ島観光に友達と行って来ました!いやあ最高に天気も良く、海も本当奇麗だし魚もいっぱい泳いでいたし。4島行って、ランチもドリンクもフルーツもついて2500円!安い! さあ、明日は一度バンコクに戻りちょっと恋しくなった日本食を食べてきます。

というわけでバケーション中にエントリーしちゃいましたよ!!!とうとうやりますか?

1 2月10日 赤羽ハーフマラソン 埼玉県
2 3月2日 パンジーハーフマラソン 埼玉県
3 4月上旬 某レース ハーフマラソン(特別枠)
4 6月2日 ロックンロールマラソン(フル)カリフォルニア州

全て一気にエントリーしました!何を血迷ったか。でも自分はよっぽどこうでもしない限り走らないんです。ちなみにこんなにレースに出るのはマラソン始めてからは初ですね。半年以内で4レースですからね。散々走る走るっていって走って来ませんでしたから。東京も撃沈、つくばも撃沈。 3度目の正直を狙います。 っていっても期待しないでくださいね。根っからのトレーニング嫌いがどこまでトレーニング出来るのか見物ですね。笑 とにかく質重視なのであまり距離にはこだわらないようにします。今までの感覚から週1回だと少しづつ落ちて行き、週2回だと現状維持、週3回だと少しづつ速くなる。というわけで月間10日走れば少しづつあげていけるはず。出来るかなぁ。

いずれにせよ、失う物はありません。そもそも殆ど走ってこなかったから。ただ、自分が目標としているものってサブスリーって表向きには言ってましたが、本当は違うんです。自分の中での走る感覚っていうのがあって、裸足できれいに走っている時っていうのは本当に楽で気持ちよくて、地面が勝手に体を前に押してくれて、摩擦が一切ないような感じ。あの感覚をフルマラソンの距離走り続けたいんです。勿論それが出来れば必然的にサブスリーにはなるのですが。あの感覚のままゴールしてみたい。 その為には最低限の努力(トレーニング)は必要になってきます。走りも、いつでもあの感覚で走れるだけの技術も身につける必要があります。そして折れない心。 心技体とはよく言った物です。 今は心と体が30点ぐらい。技が60点ぐらい。これをトータルで上げていきたいところ。 どうなる事やらですが。 

というわけで、とにかく目標はいい感覚でハーフならハーフ、フルならフルの距離を走りきる事。歩かない事。


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Wednesday, November 28, 2012

裸足で走る方が効率が悪い??新たな研究が

プーケット2日目の昨日は天気にも恵まれ暑くて晴天となりました。ビーチでボケーッとしながらご飯食べたりウィンドウショッピングしたり。夜は出かけるつもりでしたが晩ご飯食べたら眠くなり。。。気づいたら12時間睡眠。日本にいる時にはこんなに寝る事はないのに。一気に疲れが吹っ飛んだ感じです。それにしてもマンゴーミルクシェークはまってます。二日で4杯。定員のお姉さんにも行く度に笑われます。また??みたいな。
で、あまりにも暇なのでちょっとアメリカでの文献をあさっています。

http://well.blogs.nytimes.com/2012/03/21/making-the-case-for-running-shoes/
ここに裸足の方が効率が悪いという研究の記事が上がっていました。
まあそんな簡単に裸足万歳とはなりませんよね。

裸足で走る方が一般的なシューズで走るより効率がいいっていうのは既に何度も
出て来ているのですが、そりゃぁシューズが重いからだろう!って事で、
軽いシューズ(150g)と裸足(正確にはソックス履いて)で比較。そして
裸足の人には足に150gの錘をつけての比較です。錘をつけるって。。。バランス悪くなるじゃん!しかもソックス履いたら足の中で滑り易くなる!?とか色々想像しながら結果は。。。。

4%軽量シューズを履いた方が効率が良いと。
勿論一般的なシューズは重過ぎて効率が悪くなるとは書いてあるけれど。
どっちにしても効率を良くしたかったら重すぎるシューズは避けた方がいいと。
そりゃそうですが。 後は走るスピードにもよるかなぁ。この前クラブのKさんと話していて、確かに遅すぎるとシューズを履いた方が効率がいいような気がします。速く走る時は裸足で走った方が速い気がします。 実際にこの前の研究では時速20kmだったから裸足の方が速いってなっているんだと。 

まあ色々統合すると基本的には裸足が速い。けれどもそんなに速いペースは一般ランナーは保てないし足がそもそも弱くなっているので足自体がもたない。長くゆっくり走るにはシューズを履いた方がタイム的にはベターって所か。(関節にかかる負担はいずれにせよ一般的なシューズを履いての走り方の方が多いので関節を痛める可能性が高いのはしょうがないとして)そうすると今の世の中の流れ的にあっていますよね。でもだからこそ裸足で走る感覚を少しづつ身につけて効率の良い走りを少しでも長く出来るようにしていって欲しいです。よく小出監督が後半にバネを利かせた走りをさせるって言っていますが、ようは少しでもそういう走りを長く出来る様にすればいいんじゃないでしょうか? 前半はシューズに頼りちょっとペースも控えめ。そして後半は体をフル活用。この後半の部分を少しでも長く持続出来る様に裸足でしっかりとその感覚を身につけていって欲しいですね。

というわけでやっぱり一般ランナーも裸足のトレーニングはしっかりと入れるべきだと思います。勿論強度も量も少しづつ慎重に上げていって欲しいですが。そしてレースの時はレース用の軽量シューズで。

因みに12月15日は大阪万博記念公園で裸足ラン&温泉&鍋パーティーイベントです。大阪近辺の皆さん是非ご参加を!詳しくはhadashirunning.jpで!


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Tuesday, November 27, 2012

プーケットから

つくばマラソンから3日経ちました。やはりあのR&Lのカフタイツのお陰か裸足をずっとやってきたから、いきなりのフルマラソンにも関わらず筋肉痛がなかったのは今回が初めてかも。

というわけで月曜日の深夜便でプーケットにやってきました。今日から久しぶりの長期休暇です。タイに着いた瞬間から元気がでます。あくまで個人的な勝手なイメージですが、適当で、ゆったりとしていて、エネルギッシュ。生きる活気で溢れているというか。まあでも何と言っても母国に帰って来た様なっていう表現が一番合ってますね。本当の意味で自然体でいられます。まあ住んだらまた違うのかもしれませんが。そして何より物価が安い!

一日目の昨日は雨。まずはランチ。いきなりお腹壊したくなかったのでちょっと高くなるけどちゃんとしたレストランでパットタイを食べました(200円)そして昼寝をして、フルマラソンの疲れもあったのでマッサージを受けて来ました。1時間のフルボディーマッサージが300バーツ(800円)。 そしていつも楽しみにしているタイアイスティー砂糖抜きとマンゴーミルクシェークを飲んで、夜はバーへと。 タイアイスティーはめっちゃ甘いので砂糖抜き。とはいえ練乳が入っているのでまあ入っているといえば入っている。そしてマンゴーミルクシェークは完熟マンゴーと牛乳のみ。これは本当に絶品。ちょっと高いけど。。。(300円)。 そしてバーではお酒が好きじゃないのでパイナップルジュース。 とまあ特に何をするわけでもなく一日が過ぎていきました。今日もボケーっとしたら明日からバンコク在住の友達が来るのでちょっぴり観光をしてきます。

あ、このまま終わったら裸足ランニングと一切関係ないのでちらっとだけ。朝起きてすぐにパトンビーチを裸足で走って来ました。筋肉痛が無いとは言え、疲労は相当しているのでとにかくゆっくり走ってきました。1時間程ですかね。砂浜裸足ランは本当に気持ちいいですね。特にビーチリゾートでは最高です。 足の裏も適度に削れてタコができている人には特に有効なのではないでしょうか。


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Sunday, November 25, 2012

つくばマラソン大撃沈!


先週の木曜日から大阪マラソンエキスポでビブラムの販売応援で大阪に行ってました。一日中超え出すので声がかれていましたね。去年よりは自分の事を顔で気づいてくれる人が凄く増えていて、認知度も少しあがった感じです!ビブラムも認知度は相当あがっていますね。ただロード系の人が殆どなので結構拒絶反応する人もいました。“無理無理!” ”絶対足壊しますよね!” “クッション無いので私のような初心者には無理ですね。”って話も聞かずに。。。勿論”気になっているんだよね。” とか ”いいのは分かる。けど。。。”みたいな人達も大勢います。最初っからかなりポジティブな感じで入ってくる人はやはりトレイルもやっているような人が多かった様な気がします。 あと結構多かった意見が ”これ、レース用ですか?” って。。。まあソールが薄い=レース用。そして薄ければ薄いほど上級者向けというイメージがあまりにも強いんだろうなぁと改めて感じましたね。こういう誤解をどんどん解いていかねばですね。まあそもそもシューズをみて何々用っていう考え自体がちょっとなぁ。でも強いて言うなら初心者が走り方を学ぶ用。上級者は走りが出来てしまっているので走りを取り戻す用。そんな感じでしょうか? っとまあ土曜日の夕方遅くまでブースで働いて、そこから新幹線で東京に戻り、飯食って、銭湯行って帰って来たのは深夜12時。何も準備せずとりあえず寝て、朝早く起きて筑波に向かいました。 

トレーニングはずっと月間50km前後から10月のハセツネ直前の一ヶ月だけ100km少し超えて走る感覚も取り戻し、さあこれからという時にハセツネで一気にモチベーションが下がり、レース後2週間は殆ど走らず、つくば2週間前にこれまたいきなり2週間で5日も走りました。ここ2週間はいっきに距離も伸ばし25km走と18km走もやりました。25km走った時にこれは30km以上はもたないなっていうのは感じてましたね。全く長い距離を走っていないので20km超えた辺りで一気に力が抜けてしまってましたからね。

とはいえレースではこのトレーニング量でもサブスリーがひょっとしたら出来るのかもというほんの少しの期待をし、直前でも出来る事をやろうと頑張りました。ビブラムのコモドスポーツ、竹田レッグウェアのカフタイツ、そして痙攣防止用に塩熱サプリ。そうここにカフタイツが入っているんです。練習で使う事はないカフタイツ。どっちみち20kmぐらい超えたらかなり足に来るのはわかっていたので失う物はないと思っていたので試してみました。塩熱サプリも雨は使った事ありますが、タブレットは初めてです。

さあいざスタート。
自分は陸連登録していないのでBグループでスタートです。なので最初は中々スピードがあがりません。でもそもそも持久力が今は無いのでここは無理して抜かす事はせず徐々に上げていきました。2−3km地点から普通に走り始めましたね。でも周りの人がとにかく多くて。GPSの時計をつけてたので見たら大体キロ4分10秒ぐらいでしたね。自分は練習量は少なかったのですが、走り方に専念してペースも速いペースしかやっていなかったのでこの4分10秒というのは凄く遅く感じていました。10km過ぎてからはほぼ4分ペース。これも凄く楽だったで上げようかどうか迷いましたが、まあどうせ後半もたないからこのまま抑えて様子を見る事に。折り返しで片岡さんが見えたので、随分近くなって来てるんだなって事がわかりました。そしてハーフ通過は1時間26分ぐらい。しかもかなり抑えてたので東京マラソンを1時間29分で通過した時よりはよっぽど楽でした。そして25km地点から何か変な感じが。。。今回は練習で25kmを一回走っただけだったのでここからは未知の世界。でもちょうどこのタイミングで大がしたくなったのでトイレット大ブレーク。ちょっと長めに5分ぐらい休憩も入れてとりました。この休みが良かったのがここからまたしばらくはペースが落ちるも4分15秒前後でなんとか保ちました。でも30km以降からは流石にきつくなり35km地点で足が完全に止ってしまいました。結構貯金もあったので35km地点からでも頑張って走れば4:30ぐらいでもサブスリーは余裕で行けるって思っていたのですがどうにもこうにも足が動かない。カフタイツはいていたせいか脹脛がパンパンにはならないし、塩熱もとっていたので痙攣もずっと無かったのにとにかく体が動かない。歩いてゆっくり走っての繰り返しでなんとか42km地点へ。42km地点では既に3時間16分。ああ、まあいいやとりあえず3時間20分以内でって思ったらなんとここで痙攣。しかも本当にひどい痙攣が一気に襲いかかってきました。いつもは30km地点ぐらいでくるのですが。なんだこのドラマチックな展開は! ゴールが見えているのに。。。ストレッチしようものハムとモモが同時に痙攣してどうにもこうにもストレッチが出来ず。2ー3分その場でじっとしているだけ。まさかここでリタイヤ? なんて事は考えませんが。結局3時間20分でなんとかゴールです。

応援してくれてた皆さんごめんなさい。今回もまた結果は出ませんでした。でもまだ諦めません。失敗を繰り返しながらいつか大金星を掴みます!

でもまずは走りたいっていう気持ちが戻って欲しい。そうすれば自然とトレーニング量も増えるし、モチベーションが上がっている時は自然と走りも良くなります。これに裸足という武器も加われば凄い結果がついてくると信じています。

今の自分に求められているのは結果。その結果が全くついて来ませんがいつかこの長くて暗いトンネルを抜けたいです。

あ、今回は走ったあとに、もういやっていう気持ちにはならなかったので回復したらおそらく
すぐに走り始めれると思います。期待せずに期待しててください。w

それから武田レッグウェアのカフタイツ、かなり効果ありそうですね。脹脛筋肉痛になってないっていうのがビックリです。塩熱もいつもよりは痙攣が遅くなったので効果ありですね。
でもやっぱり走るのは自分の体です。まずはしっかりと走れる体を作ります。そして今回は完走というより完歩となりましたが、次は完走(完璧に走る)をしたいですね。

さあ、ここからどうするか。今日の深夜から2週間長期休暇なのでゆっくり考えます。

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Tuesday, November 20, 2012

慶応大学の裸足歩行における研究

よく自分は裸足の研究というのは物が絡まないのでなかなか進まないと言っていますが、全く無い訳ではありません。1987年のHANAとロビンズ博士の研究には実は凄く大切なメッセージが込められています。この研究はシューズを履いて来た人達が裸足で6ヶ月間歩くとどうアーチの働きや動きが変化するか的なものでした。覚えている限りでは確かアーチの柔軟性が増し、衝撃吸収能力があがるというもの。

この研究以降はあまり大きな裸足の研究というものは殆どありませんでした。裸足の研究で一躍有名になったリバーマン博士の研究はあくまで既に裸足で走っている人とシューズを履いて走っている人の違いを調べたもので、シューズを履いて走っている人達が何ヶ月か走らせての変化をみたものではありません。

勿論シューズを履いている人を裸足で走らせた研究もありますが、これは一回きりの研究。ようはシューズを履いている人がいきなり裸足で走ったらどうなるか。これは当然走り方が変わらない人は衝撃が増えるし、走り方が変わる人は衝撃が減るのでなんともいえない研究です。ちなみにこの系の研究からの結論は基本的には衝撃が裸足の方が増えるというものが多かったです。でもこれから何が言えるのか。裸足になったら走り方変わるよねって思っている人が多いと思いますが変わってない人の方が実際には多いという事がわかると思います。前にメカノレセプタの話をしましたが、足裏のセンサーもうまく働かなくなっているのも原因の一つ。そして癖がついているのも原因の一つ。 って思います。

こういう意味で実は自分がやった研究というのはシューズを履いて来た人達が裸足で7週間走ったらどう変化するかをみているので、ある意味世界で初めて?の裸足ランニングの順応性を調べたものです。結果は失敗しましたが。。。やって思ったのですが順応性をみるとすると本当に色んな事が絡みすぎて奇麗なデータを出すのは本当に難しいです。ましてやシューズでしか走っていない人達を裸足で定期的に走らせるのは本当に難しい。。
単純にビジネス的な理由もあるのですが、こういった難しさもいっぱい出て来ます。でもだからこそここに研究者の力がいるのではと改めて考え始めている今日この頃。実はサンディエゴ時代の友達が研究職にいるのでもしかしたら何かやれるかもです。裸足ランニングクラブのメンバーにも1人研究職につく予定の人がいるので色々と協力してもらえるかもです。 

という長い前置きはさておき、慶応大学でも裸足歩行の研究がされていました。
http://sports.hc.keio.ac.jp/_userdata/Newsletter9.pdf
そして注目して欲しいのが結論。

靴 は 足 ア ー チ の Truss mechanism Windlass mechanism といった働きを弱める機能があるため、裸足ランニングは注意 しておこなえば、足の障害を予防し、かつその運動効果をより 高める可能性がある。

靴は足アーチの働きを弱めると。アーチは衝撃を吸収するだけでなく、前に推進するエネルギーを伝えるためにも重要な役割をしているわけだから、アーチだけ考えても衝撃吸収、エネルギー効率という事から考えても裸足が理にかなっている事がわかります。
そして歩く事なら比較的安全に機能を取り戻していけそうですね。走るといきなりやりすぎるのでここだけが懸念材料ですが。足痛めてしまった人は歩くとこからですね。

あ、ちなみにこの研究でも書かれていますが“注意して行えば”ですからね。少しづつやってみませんか?

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実は昨日マラソンのメダリストと話す機会があって改めて考えさせられたのは
否定しても何も始まらないという事。 何がいいかを伝えればそれだけで十分と。
その人も裸足でずっとトレーニングしていて、体の使い方の話していたら凄くよく理解してくれました。引退した今もスポンサーの関係で直接何かするという事は出来ませんが。

裸足は否定や批判される事も多いのですが、それを否定で返していたらどうしようもない。改めて気づかされた一日でした。また成長ですかね?w

それからその人と話していてもう一つ思ったのは、やっぱり自分もしっかりと走ろうかなって思いました。論より証拠です。バケーションから帰って来たらトレーニング始めようかな。ってつくばは???笑)

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Monday, November 19, 2012

大学関係者と絡むにつれ。。。

最近特に大学関連の人達と絡む事が多くなってきました。しかもその多くは自分から動いているので、今までとは全く勝手が違います。今までは裸足のイベントをこっちから企画してそこに裸足に興味ある人が集まってくれているので話はとてもスムーズに行くのですが、今は大学関連の、しかもその専門の教授、准教授、学生となってきて、ましてや、裸足がいいとそもそも思ってない人達と話してくるので本当に色々と学ぶ事が多いです。 

今日は早稲田大学の専門の学生とトレーナーの方達数名と講習会をやってきました。因みにこのイベントもそもそもは結構大掛かりにやる予定だったみたいですが、
教授はかなり否定的で大学でやる事も許されず。。。まあこれはしょうがいないですが。

で、今日イベントに来たうちの1人は本当に色々と文献を読んだりして、かなり動作解析に詳しそうでした。なので最初のうちはかなり納得がいかない顔をして、質問というよりも否定してくる感じで来ました。ただ、実際に体を動かしているうちに大分理解もしてくれはじました。

以下削除


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Friday, November 16, 2012

日本男子のフルマラソン記録の推移。。。

wikipediaより男子マラソンの日本歴代と世界の歴代のトップ10が出ていました。一番下に掲載してあります。これを見て気になりませんか? 日本ではトップ10に未だに1980年代の記録が残っているんです。世界では一番古いのが2008年。 殆どが2011年と2012年。日本は最近という意味では藤原選手の1つだけ。 これだけスポーツ科学が進んでいるにも関わらず、これだけスポーツ栄養学が進んでいるにも関わらず、これだけマラソンがブームになっているにも関わらず、これだけ記録が伸びないスポーツが他にあるのだろうか? 実はアメリカも同じような事が起こっていたのです。
参考までにアメリカのメンズマラソン歴代トップ5人の記録です。(移民を除く)
1位 2008年 Ryan Hall 2時間6分17秒
2位 1994年 Bob Kempainen 2時間8分47秒
3位 1982年 Dick Beardsley 2時間8分54秒
4位 1983年 Gregy Meyer 2時間9分00秒
5位 1979年 Bill Rodgers 2時間9分28秒

ちなみにアメリカのある記事を思い出しました。フルマラソン人口は急増しているのに
サブスリー人口が減っていると。。。これは当然ランニングやってない人も
始めたりするので割合が減るんだったら分かるんですが、実質の人数そのものが
減っているって。 そういえば自分がサンディエゴマラソン出たとき25000人ぐらい
出ていて、タイムは2時間50分で50位ぐらいでした。この自分の前の50人のうち
30人ぐらいは海外からの招待選手、もしくはアフリカ移民のエリートランナーです。。。
一般ランナーで考えれば25000人で20位って事です。。。

ただそれも最近のベアフットの知識が広まり一般ランナーのタイムが再びあがり
始めていると。  

本当は10位までいくつもりでしたが殆どがアフリカ系移民(高校生ぐらいで)ばかり
なので、探すのが大変です。なので諦めました。
これ相当酷くないですか? 1979年って。。。勿論1979年に2時間9分台で
走っていること自体は本当に尊敬しますが。

(因みにナイキエアーが開発されたのが1979年です。)

あるトップ選手との会話を(2時間8分という記録を持つ)思い出しました。日本はもう完全に頭打ちになっている。月間走行距離も1000kmに及び、既に走り過ぎでどんどん故障者が出てくるだけ。何も考えずにただひたすら距離を伸ばしペース走をするだけでは絶対に太刀打ち出来ない。と。 勿論トップ選手も裸足で走る事を少しはやっていたりもします。でもこれはあくまで疲労抜き程度の扱い。パフォーマンスを上げるための走りの感覚をよくするという感じで使われているのは聞いた事がありません。 

そしてやっぱり気になるのはガチロードランナーと言われる人達の会話。聞こえてくる会話は全て今月どれだけ走ったか。とか、この前のレースでのタイムはどうだったかとかだけ。走り方について聞いた事がありません。まあ本当にごくたまに着地の話は聞きますがそんなに盛り上がってなさそうですね。 自分に向いているかどうかで話が終わってそうです。 これが自分がいっているバランスの悪さ。自分はこの真逆で走り方だけを気にしてトレーニングを殆どしない。これも確かに記録を出すという意味ではいいとは言えません。このバランスを50/50ぐらいでどっちもやって欲しいって思うだけなのです。でもどう考えても走り方が先じゃないですか?走りが最低限出来た上でトレーニングが効果を出す訳で。 色んな考え方があるっていったらそれまでですが。 

また別の元全日本トップランナーが言っていたのは、長距離の情報は30年前から止っていると。。。 そう、それがまさにこの日本の歴代記録に出ているんじゃないでしょうか?  
自分は色んなスポーツの人達から依頼をうけるのですが、陸上だけは話が殆ど来ないですね。
勿論自分が走りについていっぱい知っているとはいいません。トレーニング方法もそんなに知りません。でもこの走っている時の感覚だけはよっぽどトップの選手より裸足で走っている分いいのだけは自身があります。 この感覚は裸足でちゃんと走らないとわからない感覚ですからね。こういった所を聞いてもらいたいですね。 参考になる事がきっとあると思います。

あ、記録は一番したに記してあります。

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タイム氏名所属大会日付
12時間06分16秒高岡寿成カネボウシカゴ2002年10月13日
22時間06分51秒藤田敦史富士通福岡2000年12月3日
32時間06分57秒犬伏孝行大塚製薬ベルリン1999年9月26日
42時間07分13秒佐藤敦之中国電力福岡2007年12月2日
52時間07分35秒児玉泰介旭化成北京1986年10月19日
62時間07分40秒谷口浩美旭化成北京1988年10月16日
72時間07分48秒藤原新東京陸協東京2012年2月26日
82時間07分52秒油谷繁中国電力びわ湖2001年3月5日
国近友昭エスビー食品福岡2003年12月7日
102時間07分55秒諏訪利成日清食品福岡2003年12月7日
男子
タイム氏名所属大会日付
12時間03分38秒パトリック・マカウケニアの旗 ケニアベルリン2011年9月25日
22時間03分42秒ウィルソン・キプサング・キプロティチケニアの旗 ケニアフランクフルト2011年10月30日
32時間03分59秒ハイレ・ゲブレセラシェエチオピアの旗 エチオピアベルリン2008年9月28日
42時間04分15秒ジョフリー・ムタイケニアの旗 ケニアベルリン2012年9月30日
52時間04分16秒デニス・キプルト・キメット英語版ケニアの旗 ケニアベルリン2012年9月30日
62時間04分23秒アエレ・アブシェロエチオピアの旗 エチオピアドバイ2012年1月27日
72時間04分27秒ダンカン・キベト英語版ケニアの旗 ケニアロッテルダム2009年4月5日
ジェームス・キプサング・クワンバイ英語版ケニアの旗 ケニアロッテルダム2009年4月5日
92時間04分38秒ツェガエ・ケベデエチオピアの旗 エチオピアシカゴ2012年10月7日
102時間04分40秒エマニュエル・ムタイケニアの旗 ケニアロンドン2011年4月17