Saturday, November 6, 2010

marathonブームとは裏腹に遅くなっていくマラソンタイム

勝手にシューズと結びつけているのだが。

すいません、全部アメリカネタで。 自分はランニング始めたのがアメリカ。(始めた理由はダイエット)
研究していたのもアメリカ。 日本でランニングの業界にいるのはたった1年だけ。
だから日本の事情は未だよく知らない。

さて、自分がアメリカにいた頃から懸念されていたこのトピック。
アメリカ人のマラソンのタイムが遅くなってきている。

勿論ブームで色んな人が走り始め、肥満率がもの凄い高いアメリカ。
当然平均のタイムは遅くなっているのは理解できるのだが
(参考までに確かMedianという一番多い時間帯で
40分ほど遅くなっているという)
明らかに増えているマラソンランナーの絶対数。なのに
サブスリーランナーの数が減ってきているというのだ。

ただ、そのデータを探し出す事ができない。
とある歴史の長いマラソンの大会、
参加者は激増しているのにサブスリーランナーが激減。
割合が減るのは分かるが、速い人の絶対数が減るのは???

最近でこそマラソン分野での移民をアフリカなどから受け入れ始め
アメリカのマラソン記録が伸びてきたが、ここ25年程のアメリカは
奇跡的に現れたRyan Hallと移民の人達を覗けは本当に壊滅的だった。

参考にして欲しいのがこちら

この160ページを見て欲しい。 
歴代のアメリカ人男性のマラソンの記録である。

先ほどの2人を除くと
その次が1994年、その前は1984年、そしてその次も1984年。
さっきもいったが、今アメリカンレコードを持っているのは
モロッコからの移民。 となると1984年以来それより速いタイムで
走った人が2人しかいない。これだけスポーツサイエンスが進んでいるアメリカでだ。
マラソンももの凄い人気。 

1984年。。。 今から約35年前ぐらいから始まったシューズの進化。
一つの要因として考えるのは難しいだろうか?
あくまで個人的意見だが。


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