Thursday, February 24, 2011

テニスやサッカーなど他のスポーツにも通用する裸足ランニング

テニスやサッカーなどをしている人にはかなり興味深い内容になると思います。
地面を蹴らないランニング、そして体重移動が先に来るランニング。
これは裸足ランニングを教える上での基本中の基本。
ただ、この基本のランニングは勿論他のスポーツでも走るという動きが
入る物にはとても大切な事。

自分は高校、大学と部活で公式テニスをやってきました。
なのでテニスの基礎はそれなりにわかっているつもりです。
でも、テニスってラケットの振り方とかに考えが集中する事が
多く、足の運び方、使い方にはあまり注目が集まりません。

で、この前職場のJから言われて、エナンだけはその基礎の動きが出来てるよって
言われてビデオでスローモーションで確認。元々エナンの動きはかなり洗練されているのは
イメージでは分かっていたけれども、こうやってスローで見てみると本当に違いがはっきり分かる。

見ていたのは確か2006年のフレンチオープン決勝。エナン対クズネツォワ。
クズネツォワは横に振られた時、止まって、ラケット振ってから一旦内側に体重がかかった後に
外側の足で地面を蹴ってからセンターに戻る。 だから一瞬体が止まり、そこから外側の足で地面を蹴ってから
中心に向って(内側)戻ろうとしている。
エナンは横にふられて、クレーコートだから当然滑るのだが、外側に滑りながらも滑りが止まると同時に
体重が内側に移動し始めるのだ。そして打った後には既にもう体重が内側にかかり地面を蹴らずして
外側の足が動きたい方向に既に動き始めている。 

この違いでワンテンポ完全にクズネツォワは戻りが遅れるのだ。 
これおそらく同時にビデオテープ流して重ねれば一発で分かるはず。

サッカーとかでも前に敵がいてその相手をかわそうとするとき、
大概、人は自分の行きたい方向と逆側の足で地面を蹴ってから動こうとするが、
これも先に体重を移動してしまえば外側の足がすぐについてくるのだ。

言葉ではとても表現しきれないけれど、
地面を蹴ろうとすると、1で力を入れて、2で地面を蹴る。
体重移動が先に来る場合は1で体重が移動して2で足が勝手についてくる。
蹴る場合は1、2となるが、体重移動では1が終わる頃には既に2は始まっている。
そんな感じだろうか。

これって結局裸足で育っているとこういった無駄な動きなとれてくるんだと思う。
だからこそ、ブラジルの子供達のアスファルトの上での裸足でサッカーをするのは
こういった所で、体の動かし方を自然に学ぶのではないかと思う。

おそらくこの違いって本当に裸足で育ったか、体の動かし方をよく考えているか
しないとできないと思う。 だからこそ、そういった動きをよく考える
太極拳や合気道やっている人達の方がこういう違いにすぐに気づけるんだと思う。

常にリラックスしていつでもどの方向にでもすぐに反応できる膝の抜き方とか。
体って面白い。  
って、何いってるかおそらくわけわからんって言われそうだけど。。。
まずは自己満足。 そしてこれをテニスの動きに自分もしっかり使えるようにしたいなぁ。
そうすれば説得力も増す。

これさらっと書いたけど、かなり凄い事のような気がします。
要は裸足ランニングはあらゆるスポーツに役に立つはず。ってことがいいたい。

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2 comments:

まさ said...

コーチおはようです。
昨日の深夜のスポーツニュースで東京マラソン優勝を狙っているプロランナー藤原新選手が「1で足を下ろし、2で地面を蹴る」のでは無く「1」で下ろして蹴るイメージで走り理想の走りに近づいたと言う話をしていました。
もしかして藤原新選手も裸足ランの素質ありかも?
今年の東京マラソンは二人の藤原の優勝争いも楽しみです(自分は優勝ゴールをリアルで見ることは出来ませんが)

hadashirunning said...

何故かスパムの中にコメントが入ってしまっていました。。。

やっぱり速い人はそういう事が感覚
で分かってそうですよね!
自分はその“感覚"
をどう表現して
どう伝えていくかが
課題ですね!