Monday, October 8, 2012

ハセツネレース報告

去年ハセツネ出た後に、もうこんなレース二度と出ませんって宣言して一年。
再び同じスタートラインに立っている自分がいました。 去年の今頃は練習量は週に40km程度。 今年も同じ様な状況が続いている中、ここ1ー2ヶ月だけ一気に月間100km前後までもってきました。

勿論少しは去年より速くなるのでは?と思われていましたが、去年は本当にあの時の体力でよく走れたなっていうぐらい、全てが上手くいったレースだったので結局は同じぐらいのタイムになるのかなって思っていました。

そして今年の作戦も去年と同じく第一関門までは全力で飛ばし、あとはゆっくり登り、
下りで勝負をかける。 で、去年との違いは、座ってのんびりおにぎりを食べる時間を減らしてその分タイムを縮めようと思ってました。

いざ走り始めて見ると、今はロードでのタイムが上がって来ているので最初はかなり
突っ込みました。勿論急な登りは抜かれますが、平地や下りで抜き返し、第一関門は3時間を切るペースで進んでいました。

所が、いきなり落とし穴が。トレイルランナーの編集長が第一関門の手前でカメラを構えてくれていたのでポーズとって撮ってもらった直後に激しく転んでしまいました。転んだだけならいいのですが、飛ばしていたのでもうかなり筋肉にはきていて、なんと下半身の筋肉が同時に全部痙攣を起こしてしまったのです。脹脛、ハムストリング、ももと。2度程起き上がろうとしたけど起き上がれず。でもなんとか起き上がったのですが、それからしばらくはペースが一気に落ちてしまいました。 それでも第一関門は3時間3分。上出来です。

ただ、ここからが本当に苦しかった。ちょっとでも下りを飛ばそうとすると痙攣しそうになってしまうのです。しかも下半身全部が。まだ3分の1も終わっていないのに。それでも登りはそもそも遅いので問題はなかったのでいつも通りゆっくり登りました。おにぎりも座って食べたけど去年のように5ー10分休む事もなく2ー3分で再び動き始めました。

第二関門7km手前で完全に水が無くなってしまいました。そして大切なおにぎりも一つ落としてしまってました。 でも涼しかったのでなんとか第二関門へ。 

結局ここからもずっと下りや平地はつりかけのままこらえて走りました。いやあ
トレイルでこういう状態になってから50kmのつらさは半端なかったです。
救いは下りが飛ばせなかった分、後半は登りで人を抜いたりも出来ました。これは収穫?

それにしても前日の大雨でとにかく滑って転んで大変でした。いくら下りでペースは抑えているとはいえ、それなりにはスピード出していたので。霧も濃く足下があんまり見えず。ビブラムで出た人は同じ気持ちだったと思います。ビブラム族にはかなり過酷なコンディションでした。 どこかで足の甲を強く打ち付けたみたいで腫れ上がっています。体中が小さな傷でいっぱいです。20回ぐらいはこけましたからね。

去年は途中から、このまま行けば11時間切れるよっていわれてテンション上げて後半下りぶっ飛ばしていましたが、今年はそんな余裕もなく、とにかくこの体でゴールまで一番効率よく辿り着けるかだけ考えていました。時間よりもつらないようにつらないようにと。でも終わってみたら去年より40分ほど短縮しての10時間16分。 終わってみると、どうせなら10時間切りたかったなという気持ちもあるけど、どちらかといえば、よくあの体でここまでもってきた。って思います。そういう意味では今年も与えられた環境の中で最大限の結果は残せたかなと思っています。いつもなら痙攣したらどうしようもなくなるのですが、そこをどうにか出来た所もかなりよかったです。

まあ、今は来年はもう絶対に出ないって思っていますが、こればっかりは来年になってみないと分かりませんね。万が一出るとしたら、今度こそ登りの練習をしてから出たいです。そうすれば下りももっと余裕残せますからね。

それにしてもウルトラマラソンだろうと何だろうとペース配分というのは全く気にしない自分がいます。本当に最初から全力でいっていますからね。ただ、痙攣さえなければ、
実はある程度疲れて来てからの方が力が抜けて自分の場合それなりにいい走りが出来るんです。特に平地や下りは。 だからペース配分を気にしないんだと思います。

さあ、この足の甲の腫れが骨のヒビじゃない事を祈りましょう。嫌な予感がしないでもないですが。なっていたら一気につくばマラソンに赤信号状態です。とりあえず今週土曜日の裸足カーニバル10kmまでランニングはお休みです。

応援して下さった方、ありがとうございました。つくばでも(足に異常が無ければ)頑張りますので宜しくお願いします。

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