Tuesday, July 31, 2012

元日本記録保持者から見た裸足ランニング

ブログランキングのポイント2000ポイント久々に超えました!2位維持です。でもひょっとしたら???

さて、昨日はテレビの収録に行ってきました。自分が直接出る事はなかったのですが、なんと東国原さんと加山雄三さんに会う事が出来ました。ただ収録後も大忙しのお二人だったので本当に少しだけ話ました。東国原さんはランニングやっているのでそういう意味で話はしやすかったです。名刺もゲット!まあ今回は無理かもしれませんが、また縁があればしっかりと話せたらなぁと思いつつスタジオを離れました。

で今日の題名。元日本記録保持者とはリスタートランニングクラブの片岡純子さん。
参考までに彼女の過去の記録

1993年第1回東アジア大会(上海) 3000m 3位 8分59秒10(日本記録)
1994年東京シティマラソン ハーフ 1位1時間08分41秒(日本記録)
1995年水戸国際陸上10000m 2位 31分31秒12(日本記録)
2000年東京国際女子マラソン 5位 2時間28分20秒

なんとも凄い。
リスタートの人達がグループで参加してくれている裸足ランニングクラブの練習会。
そこでの彼女のブログの記事にこうかかれています。
少~しずつ、裸足というかビブラムでのトレーニングやっていきたいな。
走ること自体は長年やっているけど、裸足(ビブラム)ランは初心者。。。
。。。そう初心者なんだからまずはゆっくり、しかも2キロで充分でしょ
全部読みたい方はこちら
ここにとても大切なメッセージが書かれています。これだけ速い人が裸足は
“初心者だからまずはゆっくり、しかも2キロで充分でしょ。”と。
本当にこの通りだと思います。裸足での走り方、ミラクルボディーでも取り上げられましたが、いきなりシューズをずっと履いて来た人たちがあの走り方で薄いソールや裸足で走ったら足を壊す可能性は当然あがります。でもだからこそ初心者、上級者関わらず
全ての人に1週間に一度ぐらいは裸足で走る事を少しでもしてもらいたいのです。

ただ、このメッセージに何故裸足ランニングが広がっていかないかの理由がある
気もしています。既に速く走れる人たちが“初心に返る”。 この事が出来ないのでは
ないでしょうか。今一度考え直して欲しいのは、裸足で走れないのは足がそれだけ退化
している事。
シューズを履いた方が絶対速いっていう人が大勢今でもいますが、それはシューズを
履かないと走れないぐらい弱い足になってしまっているからです。自分も今でも
リアルに裸足になるとハーフマラソン以上の距離はおそらくビブラムとか履いた方が速いです。まあ、自分の場合は単純にトレーニングしていないからというのもありますが。
それだけ足をずーーーっと長い期間甘やかしてきたから、それを裸足で走れるように
するにはそれだけ長い期間時間がかかる。ただ意識する事で学ぶ期間を大幅に短縮する事は出来ます。だって、そもそも体がもっている体の使い方を戻すだけだから。
人によってはって無理っていうのも言い訳な気がしています。人によっては時間がかかる。だったら分かりますが。 体の基本的な構造は同じです。そう言えるのも同じ動物が集団で走る姿を思い浮かべればすぐにわかるはず。多少のスピードの違いはあれど走り方は殆ど同じ。これはケニア人(裸足で育った)の人たちにも共通する事。

大阪のイベントの時にある獣医さんが言っていました。そういわれて見れば踵からついて
走る動物は一部の人間(全人口から見た)以外はいないって。で、突然“あ、でもペンギンは踵だ!” “あ、間違えた。ペンギンは歩くからだ” って。
って、すいません。着地云々の話をするつもりではなかったのですが。
何度も言いますが着地はあくまで結果的にそうなってしまう。っていうだけです。
そこから着けようとして着く感じではないのです。

でも伝えたい事伝わったかなぁ。。。
いずれにせよ、リスタートの人たちみたいに気軽にロードランナーの人たちも
裸足ランを少しだけ取り入れてみる、そんなスタンスに変わって来てくれたら
嬉しいなって思います。全部裸足でやるかどうかはあとはその本人が決める事。
でも最低限、少しはやって欲しいです。

因に裸足ランニングクラブでは裸足で走る事を強制する事はありません。
人によっては最初のドリルだけ少し裸足でやって、後のインターバルは
普通にシューズでやっています。この最初にやるドリルはトータルで言えば
1−2km程度です。で、これだけでも足が痛くなる人もいますが、その人こそ
痛みがまたとれたらやるべき人だと思っています。向いている、向いていないの
次元ではないのです。
是非気軽に遊びに来て下さい。

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6 comments:

5時ランマン said...

初コメさせていただきます。

5時ランマン said...

はじめまして。

私はここ1年ほどランから遠ざかっておりましたが、6月より復帰しました。せっかく復帰するのだから何か今までとは違った取り組みをと言うことで「裸足ラン」に興味を持ち、NHKの番組にも衝撃を受け、先日ビブラムを購入するに至りました。

購入前に小学校の運動会で白い足袋を履いて走っていた事を思いだし、試しに自宅にあったマリンシューズで9キロ走ってみましたが、翌日から見事なふくらはぎ痛。大事には至りませんでしたが、貴重な「つま先走り」を体感すると同時に、足の弱さも痛感しました。

まだ多少不安があるためビブラムでは走ってはいませんが、ご指摘の通り、少しずつ取り入れていくつもりです。

裸足ランニングが広く浸透しますよう、応援しております!

Anonymous said...

私も応援してます!メーカーからの見えない圧力があるとのことですが跳ね返して下さい!
ビブラムで1日10km芝生を走ってます。裸足で試しに走ったら木の根っこの辺りが痛いんです。足裏は皮が厚くなって慣れるでしょうか?

hadashirunning said...

5時ランマンさん
はじめまして。コメント&応援ありがとうございます。本当にランニングシューズのサポートがないと走れない足になってきてしまっているんですよね。 そういう考え方も少し筒浸透していけばと思っています。無理せず少しづつ取り入れて行って下さいね。

Anonymousさん
初コメントですかね?ありがとうございます。最近は見えない圧力がなくなってきている気がしています。ただ、裸足もそうですが、大きなマーケティングをする事もないので地味にやっていくしかありませんが、今後とも応援宜しくお願いします。因に足裏は凄く厚くなる事はないかもですが、しっかりとしてくると思います。少しづつ頑張っていってください!

フルイチ said...

こんにちは。以前裸足ランニングクラブの練習会に参加させていただいた者です。まだ入会はしていないのですが、ブログだけ読ませていただいています。

裸足ランニングクラブでは裸足で走ることを強制はしていないとのことですが、以前参加した練習会で気になることがありました。
大会に出場して自己ベストを出されたメンバーの方がいたのですが、その大会でアシックスのターサーを履いて走られたことを報告してブーイングを浴びていたのです。
その方は「すみません」と謝っておられました。

吉野さんは強制はしていないとのことですが、クラブの中には「大会に出る時は裸足かビブラムファイブフィンガーズで」という空気があるのでしょうか?
自分の場合は少しずつ取り入れていきたいと思っていて、マラソンを裸足やビブラムで走るのはまだ考えられないのですが、クラブへの入会は難しいでしょうか?

hadashirunning said...

フルイチさん

個人的に時間はかかるかもしれませんがいずれシューズのサポート無しで走れる足になって欲しいという思いがあるのは事実ですが。 ブーイングっておそらく事務局側のスタッフだったんだと思います。
いずれにしても良くないですよね。
リアルでレースなどを裸足で走っている人はかなり少ないですよ。練習会以外の自主練などでビブラムを履いている人は結構いるとは思いますが、いても半分ぐらいでは無いでしょうか?
特に今はリスタートランニングクラブの方々と合同になっているのでそういう雰囲気は少なくとも今はなくなっていると思います。練習会でも最初のドリルぐらいは裸足になって欲しいなと思いますがインターバルやタイムトライアルは無理せず履くように言うようにしています。
全部を普通のシューズ履いてやている人達も少しづつ取り入れて今では練習会全てを裸足で出来るようになったりもしていますし、逆に無理しすぎて裸足だった人がしばらくシューズを履いて練習に来たりします。

気軽な気持ちで入会して頂ければ嬉しいです。